テニスクラブでレッスンを受けています。そこでは年齢性別に関係無く、多くの方と知り合えます。
「食べられる花なの。おいしくは無いけど、楽しいのよ」といただいたり

ちょっと、「お茶しよう」と、レッスンの後等に誘っていただき、思わぬ有効な話をお聞きしたりします。仲間の飲み会もあります。
今日のレッスン終了時に、仲間の一人が「しばらく休みます」と皆に挨拶をはじめました。そのお顔を見て、彼女は状況を話して、さらに自分を奮い立たせる覚悟なんだということを直感しました。
彼女は概ねこんな事を語りました。
「私はこんな風に元気にプレーしていますが、実は癌闘病中です。2年前に発見して、2箇所の病院で治療を続け、原発部分は消えました。でも、転移したわずかが残っているので、テニスのレッスンをしばらく休んで強烈にガツンと戦って完全に癌を消してきます。復活するから待っててね。」
詳細はは個人的に彼女から聞いていました。
彼女は歯科医で、医療知識もあり、自分で気がついて受診し癌と判ったそうです。原発の部位的には生存率のとても低い癌で発見時にはかなりの転移、癒着もあり、外科的手術は出来なかったそうです。ご家族皆さんドクターなので、結果を聞き、懸命に動揺を隠そうとしているのが彼女には良くわかったそうです。多分ご家族は1年後、早ければ半年後彼女はいないと思われたことでしょう。
普通ならば、絶望を感じますが、彼女は「絶対に負けない。私は負けない。」と思ったといより、そう決めたのです。幸運なことに抗がん剤治療がとても有効で、原発は殆ど消え、併せて信州大学で1年前から取り組み始めた最新の免疫療法も受けるチャンスに恵まれ、それも効果を現し、ドクター達も驚く程の現状なのだそうです。原発が消えてしまうってすごいことです。
私が癌を患った時は、その癌は40人に1人の確立で発症すると言われていました。今は10人に1人だそうです。 そして癌を患う方は今や2人に1人と言われています。
「自分が癌と宣告されてみて、悩み、うろたえながらも普通に暮らしていて、周りを見渡してみると、皆なんでもなさそうに生きてる様に見えるけど、それぞれ様々なことを抱えて生きてるのに気がつくのよね。人って、生きるってすごいよね。」
「病気を体験して見えてきたことがいっぱいある。」
こんな事を、彼女と話しました。
彼女からの、メッセージです。
「今闘病中の方。私の状況でさえ助かったから、あきらめて欲しくない。癌なんて今はやっつけられる。私という例を知って下さい。私は先進的な癌治療の成功例になってみせます。再発とかで苦しんでいる方も道はあります。怖がること無いですよ。」
彼女の身に起きたことは、10年前なら奇跡です。でも医療は進んでいるんですね。いまや、奇跡では無くなっています。自分があきらめたら負けます。まずは、負けないと決めて下さい。
尊敬するHさん、過酷な夏が過ぎたら、コートでお会いしましょう。