3月11日スッキリ!!でモルメ新発売のお知らせが放映されました。
日テレ屋さんでも紹介していただいてます。
東日本大震災で被災なさった皆様お見舞い申し上げます。
3月11日はモルメの販売開始ということで、社長をはじめティンカーベルの多くが東京におりました。
私も車で千葉経由,銀座行きを予定し、東日本大震災が起きた時はディズニーシーで食事をしようとしていました。
地震直後から、携帯はほぼつながらなくなり、メールで情報収集。確たる情報もなかなか集まらず、津波大丈夫?予定時間なので、ここから出てもいいの? あそこに見える大規模火災と思しき黒煙は何?どこが震源地?
スタッフの方々は寒い中コートも無いまま懸命の対応をしてくれましたが、「安全が確認できるまでお待ちください」のみ。スタッフも情報は持っていない。何を待てか良く分からない。
携帯電話を見ている人が「やばい、トラックが津波で流されているって」等の声も聞こえ、判断材料が欲しいという思いが大きくなります。
そうするうちに、液化現象と思える現象が舞浜一帯で起きているとの情報を娘の友人がメールで知らせてくれ、揺れもかなり納まっていたので、ともかく自分達で身の安全には留意する事とし予定通り銀座に移動しようと決めました。幸いな事に娘達と一緒だったので冷静でいられた気がします。
立体駐車場にあった車は無事でした。車で道に出た途端これが、、、、液化現象。と息を飲みました。歩道がめくれ上がり、電柱は傾いています。それが延々と続く。埋め立て地のもろさが露呈していました。
ロイヤルホストが営業していたので、まず腹ごしらえをし、飲み物を買って、ガソリンを補給し、社長他の皆と合流すべく移動しました。携帯はほぼ繋がらず、メールも届いているか不明。ミクシー、ツイッターでようやく連絡がつき、ティンカーベルの皆が集合地を五反田と決めて、歩き始めたとの事。歩く?バス以外の公共交通機関がすべて止まっていました。
都心に近付くにつれ、歩道は帰宅の人の波。道路は渋滞を極め、緊急車両のサイレンもあちこちで響き渡り、全く動かなくなりました。何とか譲り合って歩くより遅く進む車の波。一般車両に比べタクシーのマナーの悪さが目立ちます。裏路地に周り込み方角だけ頼りに移動する等して、20K程度の距離を8時間かけて五反田にたどり着き、全員の無事を確認、車に乗り込んでもらえました。ホッとしました。
皆に話を聞くと、色々な物が降って来て、銀座、新宿、横浜共にパニックだったそうです。でも、状況が把握出来るにつれ助け合いも生まれたそうです。モルメ新発売催事は地震発生の日に重なりとんだ騒動となってしまいましたが、一人の怪我も無く幸いでした。催事中止等、打撃はありますが、私達の打撃なんて取るに足りません。
東北や関東の様子が徐々に伝わって来ると、胸がつぶれる思いです。日本中が懸命に行動しようとしても、救援に至らないもどかしさ。皆さん同じ思いですよね。
わずか2時間程度外で過ごしただけでも、寒くて体が芯から冷えました。皆さんの辛さと不安を思うと心落ち着きません。
東京では、何時も体が揺れているような気がしていましたが、松本に戻ると平和です。申し訳無いと思います。個々に出来る事を冷静に考えて、経済的にもリーマンを上回る危機だと言われるこの状況を日本人の知恵と助け合いで乗りきらなくてはならないと思ってます。
車で移動中に慶応大学近くの三田周辺を通りかかりました。歩くより遅く走っているので、景色が良く見えます。夜中の1時頃余震続く中、ガラスの向こうでパン職人さんが、黙々とパンを作っている姿をみました。明日の朝のお客様の笑顔が見える気がしました。ティンカーベル山王店の店長も自宅に帰らず、明日のパンを作ると言って、居残ったので、姿が被って見えました。
今は冷静に頑張れる事に取り組みます。都内お休みしている店舗も多々ありましたが、ティンカーベル全店は休まずにパンを作っています。
私もまた15日から東京に向かいます。皆様のご無事は確認しましたので、ブログはまた書ける時に書きます。